AlmaLinuxのEC2インスタンスを建てる際に、AWS MarketplaceからAMIをサブスクライブしてみた
はじめに
こんにちは、おのやんです。
みなさん、AlmaLinux使っていますか?私は先日初めて耳にしました。
EC2を構築する際に、さまざまな要件を加味してAlmaLinuxインスタンスを立てる場合があります。その際、AMIをAWS Marketplaceからサブスクライブするなど、いくつか追加の手順が必要となることがあります。
ということで、今回はAlmaLinuxのEC2インスタンス作成手順を紹介していきたいと思います。
xAlmaLinuxとは?
AlmaLinuxとは、オープンソースのLinuxディストリビューションの一つです。2024年にサポート終了が予定されているCentOSの後継として注目を集めているOSとなります。
一方で、AlmaLinuxのバージョンによっては、AMIがデフォルトで使用できないことがあります。
そういった際には、AlmaLinuxのAMIをAWS Marketplaceからサブスクライブする必要があります。
AMIのサブスクライブ
それでは、実際にEC2インスタンスを構築していきます。
今回使用するAMIは、AlmaLinux OS 9 (x86_64)(ami-09d3ce23d44d4d03d
)になります。
EC2インスタンス構築の際に利用するCloudFormationテンプレートは、以下の通りです。
AWSTemplateFormatVersion: "2010-09-09" Description: EC2 Set Resources: EC2: Type: AWS::EC2::Instance Properties: ImageId: ami-09d3ce23d44d4d03d InstanceType: t2.micro BlockDeviceMappings: - DeviceName: /dev/sda1 Ebs: VolumeSize: 20 VolumeType: gp3 Encrypted: true NetworkInterfaces: - AssociatePublicIpAddress: false DeviceIndex: 0 SubnetId: Fn::ImportValue: sample-subnet-1a Tags: - Key: Name Value: sample-ec2
先ほどの画面に従って、Amazon Marketplaceに移動しましょう。
サイドバーから、「製品の検出」の画面に移ります。
先ほどのAMI IDを検索して、AlmaLinuxの詳細ページに飛びます。 すると、Continue to Subscribeというボタンがあるので、こちらを選択します。
すると、こちらのようにサブスクリプション同意の確認を取られます。
今回は料金はかからないのですが、Amazon Marketplaceの商品の中には追加で料金が発生するものもあります。こちらを十分確認した上で、それでもOKなら「Accept Terms」をクリックしましょう。
すると、このような画面に遷移すると思います。
こちらのEffective Dateが操作している日時になったら、サブスクライブ完了です。
さきほどのCloudFormationテンプレートを再度流し込むと、インスタンス作成が完了しました!
さいごに
EC2インスタンスを作成する際に、AWSにデフォルトで入っていないAMIをベースにする際は、Marketplaceからのサブスクリプションが必要になることがあります。
「なぜかEC2インスタンスが作成できない...」という場合には、AMIが実際に使用できるか確認してみるといいかもしれません。では!